ベトナムってどうなん?

ベトナム人と家庭を築きながらベトナムを考える

ベトナムのレズビアン

ベトナムにもゲイやレズビアンはいますが、一般的にはホーチミン市に多いとされています。しかしこれはホーチミン市のほうが色々進んでいて、同性愛者に対する目線が他の地域よりも寛容ということや、そういった環境から他の地域から集まってきやすいという理由が言われています。なので潜在的な数などを含めるとハノイや他の地域などでも割合としてはそれほど変わらないのでは?という声も聞かれます。

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レインボーフラッグと呼ばれるLGBTの社会運動を象徴する旗。性の多様化は世界的風潮。

実は嫁の従妹にレズビアンがおりまして、それを親にカミングアウトするかどうかという一幕がありました。もう年ごろなのでいい加減結婚相手について心配されていたそうですが、自分はレズなので男を紹介されても不快でしかないという気持ちが以前からあったそうです。因みに女性の恋人は以前いたそうですが今はフリー。今後も男性と結婚する気は一切ないとのことです。

 

自分の親にカミングアウトする前から嫁は彼女がレズビアンであることを知っていました。年も近いので子どもの時から一緒に遊んだりすることはよくあったそうですが、異性がらみの話題になったときに

 

「なんかおかしいな???」

 

と違和感を感じることが昔からあったそうです。ある程度の年齢になって、多分そうだと思った時に「あなた、もしかしてレズ?」と聞いたら頷いたとのこと。身内には黙っていてほしいと言われて、かれこれ10年ほど経ったそうです。

 

愛嬌があって中々の美人、どこかにいい夫がおらんのかと村でも世話を焼こうとする人がいるそうですが、これが正直迷惑極まりないようです。こんなこともあり親に自分がレズビアンであることを告げたようです。言われた親は、

 

「何となく分かっていたよ。」

 

とのこと。続けて、

 

「レズビアンであっても私たちの子どもであることは変わらない。お父さんとお母さんのお前を想う気持ちは変わらないよ。ただ世間から時折受ける煩わしさにはちゃんと自分で向き合って対応しなさい。いいね?」

 

この10年の間に嫁も身内との会話で、この従妹のことが話題になることがありました。それこそ結婚相手などの話になったときは本当のことを言えないもどかしさもあったと言います。今でも自分は何も知らなかったという立場を貫いているらしいです。